PS4ホールエフェクトスティックの機能プロトタイプが完成しました。 ドリフトを永久に修正できる可能性があり、作成者はオープンソースになると約束しています

投稿者: wololo · 2023 年 6 月 9 日

ハードウェア エンジニアの Marius Heier は、ドリフトの問題を永久に解決するコントローラーのアナログ スティック用の DIY ホール効果センサーの設計に 4 年間取り組んできました。 PS4 コントローラー用の機能的なプロトタイプの準備ができたので (PS5 と Xbox 用にはさらに多くの作業が必要です)、このいじくり職人は、自分の設計とコードがオープンソースになることを約束します。

私たちは今年初めにマリウスの仕事について話しました。 当時、彼はまだ PS4 用のホール効果センサー ベースのソリューションの「研究」段階にありました。 この技術はすでに存在しており、かなりよく知られていますが、PS4 コントローラーの限られたスペース内に収まり、妥当な生産コストで収まるデザインを見つけるのが困難でした。

Heier 氏は最近、PS4 向けに完全に機能するプロトタイプを準備しており (一部のパトレオン サポーターに送信する予定)、最終的にはデザイン全体をオープンソース化する予定であると発表しました。 きちんとやれば、これにより、高品質で耐久性の高いコントローラーを手頃な価格で利用できるようになります。。

スティック ドリフトは、おそらくすべてのコンソール ゲーマーにとって最も一般的な悩みの種です。 一部のコントローラーは他のコントローラーよりもドリフトに敏感であるという評判がありますが、結局のところ、それらはすべて非常に似たコンポーネント (場合によっては、まったく同じ工場で製造されたまったく同じコンポーネント) を使用しており、アナログ ドリフトが発生します。必ず起こる

専門サイト iFixIt には、問題が発生する理由 (ジョイスティックに使用されているポテンショメータは 400 時間のゲームプレイ後に摩耗し始める、つまり、毎日 2 時間のプレイで 1 年も経たないうちに摩耗し始める) について詳細かつ興味深い記事が掲載されていました。なぜ「修正」されるのかオンラインで見つけられる方法は、せいぜい短期間だけ問題を軽減するだけです (古いポテンショメータを修復する唯一の方法はポテンショメータ自体を交換することなので、ソフトウェアの再キャリブレーションを含む他の技術はせいぜい一時的な回避策です)。 彼らの結論は、アナログ ドリフトはゲーム会社が利益の名目でコントローラーに安価なコンポーネントを組み込んだために起こるというものでした。

PS5 Dualsense のポテンショメータベースのスティック (iFixIt)

彼らは解決策が存在すると述べています。 たとえば、N64 にはジョイスティックの位置を読み取る光学センサーが搭載されていました。 スティック自体は完璧ではなく、磨耗しやすいものでしたが、センサーは素晴らしかったです。

もう 1 つの「単純な」解決策は、ポテンショメータを引き続き使用しますが、はんだ付けのスキルがなくても、ポテンショメータを簡単に交換できるようにすることです。 PS5 用 DualSense Edge には交換可能なアナログ スティックがいくつか用意されており、それ自体がコントローラーのコストに見合う価値があるかもしれません。

しかし、ドリフトしないという評判があったコントローラーが 1 つあります。それは Dreamcast コントローラーです。 それには正当な理由があります。 ドリームキャスト コントローラーは、アナログ スティック テクノロジーのホール効果に依存し、ポテンショメータの代わりに磁石を使用しました。 磁石の寿命は非常に長く、磨耗しても交換可能です。

東京ノードリフト

これらが最近のすべてのコンソールに実装されていない理由は、おそらくコストのためです。 ホール効果ベースのジョイスティックには特許技術のライセンス料がかかりますが、マイクロソフト/ソニー/任天堂はおそらく支払いたくないでしょう。

一部のコンソールのスティックを有料でホール効果と同等のものに交換するためのキットが存在します（たとえば、スイッチのジョイコンやスチームデッキのグリキット交換品は、効果的にドリフトを永久に修正します。約30ドル）。 しかし、PS4またはPS5用の同等の市販製品は見つかりませんでした。 (何か見逃していたらコメントで教えてください!)

マリウス・ハイアー氏は、PS4 コントローラー用の 10 ドルの交換コンポーネントである PS4 USB C mod でご存知かもしれません (彼の Web サイトから注文できます)。

彼は最近、PS4 ホール効果スティックの進歩を紹介するビデオを共有し、実際に動作するプロトタイプを持っていることを実証しました。 彼は次のように述べています。

過去 10 年間で、総額 200 億ドル以上に相当する 4 億個以上のゲーム コントローラーが販売されましたが、それぞれのコントローラーにはポテンショメータの問題がよく発生するジョイスティックが搭載されています。 この問題に取り組むために、数多くの集団訴訟が起こされている。 世界が変わらないなら、私たちが世界を変えるしかない。 そこで私はこの問題に正面から取り組むことにし、最終的な設計ソリューションを誰でも自由に利用できるようにするつもりです。

このビデオは、世界で最も人気のあるジョイスティックのポテンショメータの代替品として、ロボット工学で通常使用されるコンポーネントであるロータリー エンコーダ ホール効果位置センサー (オスラム製 AS5600) の設計、テスト、実装のプロセスを文書化しています。

最初のプロトタイプは、PS4 コントローラー用に特別に作られました。 ただし、3.3V の主電源を使用し、モジュール用のスペースがあるコントローラーには適合します。 (XBOXとPS5は1.8Vを使用します)

プロトタイプ段階が終了したら、デザインは公開デザインとして公開されます。

マリウスが法的問題（前述のようなライセンスの問題、あるいは悪徳企業が彼のデザインを盗んで特許トロールをするなど）に巻き込まれるのではないかという他の人々の懸念に私も同意しますが、私は彼の仕事がもたらす可能性に非常に興奮しています。ゲームコントローラーの修理と寿命。 これが私たちをどこへ連れて行ってくれるのか楽しみです。

コントローラーにドリフトが発生していませんか? もっと長く使えるコントローラーに、正直いくら追加で払ってもいいと思いますか? コメントであなたの考えを見てみたいです。